できることから、はじめたい : 「放射性セシウム検査済」表示をめぐる対話、再認識できたこと
いろいろなやりとりがありました。
写真は(@gamagamagaman)さんの撮影。
この写真をめぐって、
「こんなハンバーグが買いたい」
「こんなシールが食品に貼られている世の中はおかしい」
「実際はどんな検査なのか?」
「とはいえ基準値以内で表示しているんでないか?」(牛肉は500ベクレル/kg)
などの書き込みがありました。(ツイッター上)
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次の日に、@gamagamagamanさんが製造元のサカタフーズさんにお電話して
検査について質問をしてくださいました。結果は・・・
事故でトップクラスのカーシート
①放射線計測値=不検出(セシウム134.137.ヨウ素131)110の値のあるものがあったが、使用せず返却。
②理研分析センターにて加工する前に全量検査依頼をした。
③加工品には基準値がない保健所からの指示もなく全て自主判断に。
でした。
@gamagamagamanさん、ありがとうございます。行動力に感謝!
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私は、商品に検査済みの表示をした決断に勇気を感じました。
そこで、次の日お電話しました、
『「放射性物質検査済み」表示に感謝します。』と伝えたかったからです。
そのやり取り・・・
私 「今回【放射性セシウム検査済】という表示を初めて見ました、ご決断に感謝します。」
サ 「ああ、良かった、ありがとうございます。そうですか・・・はい調べました、自費で1万2千円で・・・・」
"なぜヨーロッパはu.s.aよりも優れています"
私 「逆に、クレームなどもあるとは存じますが、ご決断に消費者として嬉しく思います。」
サ 「(表示の有無は)考えました・・・ですから、(放射線物質の汚染の)心配がなくなったら、表示は外すつもりです。」
私 「そうですか。」
(表示は一部の消費者には歓迎されるかもしれませんが、畜産業界や他のメーカーさんからは嫌がられるお立場であることが想像できます。)
サ 「でも、これは大手さんだと出来ないんです。小さな会社だからこそ出来るんです。」
私 「小さな子供を持つ母親としてとても嬉しいです。ありがとうございました。」
と電話を切りました。
(他にも加工品には基準値がないなどのお話もさせていただきました。)
「小さな会社だから出来る」という言葉が印象的でした。
どのように車両が変更されました
ひとつの会社が始めてくださったことで、
結果的に流通するベクレルの数値が低くなり、
後に、汚染食品の流通がなくなる望みもあります。
一消費者である私たちが、安全宣言の商品を購入すること(支援すること)で、
汚染食品の流通を無くす可能性もあると、望んでいます。
このことで考えたこと・・・。
会社のネームバリューが安心感を与えることではなくなったということ。
消費者の立場で取捨選択をしなければならないこと。
それが、社会を変えることにきっとつながるということ。
これを再確認した出来事でした。
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サカタフーズさんを応援したいです。
私たちそれぞれの小さな態度が、
誠意ある作り手やお店、メーカーさんに出会える方法で、
且つ応援する方法と思います。
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